オンライン片づけレッスンを受けて頂きましたお客様の事例をご紹介します。
※掲載をご快諾頂きました方のみ、掲載させて頂いております。
お客様とは、Zoomでのレッスン時間以外にも、メールや公式LINEなどで次回レッスンまでの進捗報告や相談などのやりとりが続きます。
嬉しいなと感じるのは、片づけサポートが進むにつれ、お客様の言葉にどんどん変化が見えること。
空間の見た目以上に、お客様ご自身で気づかれることや感じられることが大きく、その後ご自身で家を整えられる際に活かされています!
ご依頼者:A様:ワーキングママ、お子様2人とご主人様との4人家族
ご利用サポート:オンライン片づけレッスン(90分x4回)
作業場所:キッチン全体(吊戸棚、コンロ・シンク下引出し、食器棚、レンジ台、床下収納など)
ずっと気になりつつも放置していたキッチンのモヤモヤ
片づけの意欲が高まらない・・。
キッチンが使いやすく、お気に入りのスペースになれば料理もやる気が出るのかも・・。
家族にも分かりやすい空間にしたいです。
サポートお申し込み時はこう仰っておられたA様。
お仕事も忙しい中、毎日の料理やお子様のお弁当づくりなどをより効率よく進めたい。
また、キッチンに立つ時間をより「気持ちの上がる時間」にしたい、というご希望でした。
キッチンは毎日立つ場所なので、ちょっとしたモヤモヤが積み重なることでストレスになったり、何となく家事のやる気が出ない空間になってしまいます。
オンライン片づけレッスンで行ったこと
1.思考の整理で「片づけた先の空間」イメージをクリアにする
オンラインレッスンでも訪問での片づけサポートと同じように、ヒアリングで思考の整理からスタート。
Zoomの画面を通してキッチンの状態を拝見しながら、具体的なお悩みポイントを伺っていきます。
・どんな時に、どんなことが、どんなふうに不便さを感じるのか?
・整ったらどんなふうに空間を使ったり、過ごしたい?
動線や普段の家事の進め方も含めヒアリング。
「困っているポイント」と「片づけた先の空間・暮らし・自分」をクリアにすることで、片づかない原因と整理収納の進め方が見えてきます。
レッスン期間中のメッセージのやり取りでも、思考の整理が進まれたようです。
期間中は何度でもご相談やご報告を頂けるので、どんどんご活用ください!
こうやってメールさせていただくと、気持ちや頭もスッキリします!
お片づけのモチベーションにもつながっていると思います。
2. 出して、分けて、選ぶ
整理収納の進め方はお部屋の状態により違ってきます。
今回は収納スペースの中身や配置を見直して、より使いやすくすること。
細かなモヤモヤを解消して、キッチンをお気に入りのスペースにすることを目標に進めました。
複数の物が詰まっているスペースは、中身を出して、分類し、必要な物から選んでいきます。
3. 必要なものだけを使いやすく配置
A様ご自身だけではなく、ご家族も使いやすいスペースになると、家事シェアも進んで楽になります。
使う人に合わせて、またご家族誰もが取り出しやすく片づけやすいように配置のご提案をさせていただきました。
キッチン収納 Before→Afterをご紹介
今回、キッチン全ての物の整理から収納の見直し、収納アイテムの提案などサポートさせていただきました。
掲載の許可をいただいた場所について、Before→Afterをご紹介いたします。
キッチン・レンジ台収納
キッチン・レンジ台の引出し収納
いろいろな物が入っていて取り出しにくかったスペースは、中身を出して、カテゴリー別に分類。
このスペースにあることで使い勝手の良いものだけを収めていきます。
収納方法を考える時に、A様の行動が素晴らしい!と思ったこと。
それは、収納アイテムをすぐに買うのではなく、まず紙袋や手持ちのボックスなどで「仮置き」をされていたことです。
この「仮置き」がとても大事なステップなんです!
サイズや使い勝手を仮置きで確認して、最終的に収納アイテムを選ぶことで失敗がなくなります。
収納用品の検討についても理解が深まりました
A様ご本人の気づきが加速され、レッスン以外でもご自身でどんどん整えられました!
キッチン・レンジ台収納 Before→After
引出しや 収納するもののサイズを測って、収納用品を選定します。
今回はニトリのインボックスがぴったりでした。
最終的には写真の「After」の状態にスッキリ整いました。
「ここにあると必要な時にすぐに取り出せるな」
というものだけを収めることで、どこに何があるのか、誰が見ても分かりやすいですね。
キッチン家電の細々したパーツはまとめて立てて収納することで、さっと出し入れできます。
吊戸棚収納
吊戸棚収納も、いったん全部出して分類し、出し入れしやすい仕組みを作っていきます。
キッチン・吊戸棚収納 Before→After
ラップとフリーザーパックなどの収納方法を見直し、より出し入れしやすく配置し直しました。
空間に余裕が生まれ、他に必要なものも使いやすく収まっていますね。
食器棚
食器棚 Before→After
こちらはカトラリーの出し入れに不便さと、最下段奥の食器が取り出しにくいというお悩みでした。
ご家族の動線や使いやすさも考慮し、カトラリーは種類別に立てて収納し、使用頻度に合わせて配置。
さらに、一番下の棚板を外しました。
棚板がなくなったことによって、前にカトラリーがあっても奥の食器が取り出しやすくなりました。
食器棚・引出し収納
食器棚の引出しも「出す」「分ける」「選ぶ」のステップでしっかりと整理を行います。
その上で実際に使う時をイメージしながら最適な収納アイテムをご提案させて頂きました。
食器棚・引出し収納 Before→After
コンロ下引出し収納
家族誰がキッチンを使っても「分かりやすい」「出し入れがしやすい」ように、配置を見直しました。
コンロ下引出し Before→After
少し配置を見直しただけでも、使いやすい空間に。
バラバラになりがちだった、袋タイプの調味料も、まとめて立てる収納にするだけでスッキリしましたね。
キッチンの整理収納で起こった気持ちの変化とは?
オンラインレッスンのメリットは、アドバイスを受けながらご自身で整理収納を実践し、その効果を実感できるところです。
レッスン終了後にこんなご感想を頂きました。
「スッキリ」って一言だけど、ともさんの言う通り人により色んな意味があるんでしょうね。
私にとってのキッチンのスッキリは、使い勝手や見た目などで、それらの不便さや不満を置きっぱなしでモヤモヤが溜まっていったという感じなのかな・・と。
キッチン全体の片づけを自分の目、手で、考えや気持ちに素直に取り組んだことがない!というモヤモヤもあったのかなと思います。
感情とお片づけはセットだなあと改めて思いました。
この週末キッチンに立っている時間も長いんですが、前より前向きかも!
これは片づけたことが関係していると実感しています。
オンライン片づけレッスンはお客様ご自身で片づけ作業を進めていただきます。
ご自身でやり切った!という達成感を味わえるのも特徴ですね。
掲載させていただいた場所以外にも、いろいろな場所を整理したり、仕組みを整えたり頑張っていただきました。
ご自身で考えて、整理して、配置して・・を繰り返されたことで、A様の整理収納に対する取り組み方の変化がとても大きかったのではないかと思います。
人によって「快適」だと感じるポイントは違います。
「使い勝手のよさ」「お気に入りのモノ」「見た目のスッキリ感」などA様にとっての快適さに合わせてサポートさせて頂きました。
キッチンがお気に入りの空間になったことで、過ごす時間が快適に、前向きに家事に取り組めるようになったと実感されていることが本当に嬉しいです!
A様、ありがとうございました!